移民
……生まれ育つ環境を離れるということ
……新しい環境で身をやつすということ
……それでも元には戻れないということ
……気づけば大人になってるということ
監督のジョンクローリーはアイルランドの出身
そういえば確かに新大陸に渡る移民が多かった
…………………………
アイルランドの映画は何気に沁みるものが多い
「ザ・コミットメンツ」
「麦の穂を揺らす風」
「プルートで朝食を」
「ONCEダブリンの街角で」
どれも、派手ではなくても底にキラリ光るところがある
風土、歴史、気質、…どうしてそうなったかがおもしろい
…………………………
ちなみに、ヨーロッパでも北と南ではかなり空気が違う
縦断してみると、風景、言葉、人柄……違いが見えてくる
とエラそうに言っても、行ったのはたった一度きり(笑)
ただ、本でも絵でも映画でも音楽でも確かにそう感じる
どちらかいえば自分はその北のほうと相性がいいらしい
静謐、淡々、沈思、俯瞰、微妙、余韻、ニヤリ、ジンワリ…
なので、ラテン、よさこいソーランはからっきしダメ(笑)
そうした群れをなしての大振りなものは向かないようだ
はてなぜだろう、とも思うのだがこれがよく分からない
もしやシベリア~モンゴル、北まわりの渡来民だったか
◾映画「ブルックリン」
https://eiga.com/movie/83694/
| 固定リンク
コメント