2018/09/20

異界



あ、これはなんだろう
また日常の風景を発見

ぶらり道端でみつけた
5mmほどの可愛い花


近づいてみるとなんと
その中にまた小さな花

これがぎっしり並んで
ミクロの不思議な世界


こんなのを見つけると
そのたびに足が止まる

あまりの精密の巧みに
じっと見入ってしまう


しゃがみこんでいると
こいつ何やってんだ?

行き交う人がジロジロ…
でも一切気にならず(笑)


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5mmの手鞠状にびっしり小さい花!


…………………………


そしてこの花


どうしてこうなったか
どんな紆余曲折だっか


環境、適応、DNA、……
なぜ?なぜ?なぜ?…


分かるはずもないのに
悪い癖で考えたがる(笑)


でも待てよ


そのものをそのままに
受けとればいいだけか


すぐ考えてしまうのは
科学に冒されたからか


そこから離れられれば
もっと本物に近づくか…


なるほどそうか


分かろうなんてせずに
そこは神の見えざる手


そのものをそのままに
ただ素直に受けとめる


そうなればいいだけか
無心になればいいのか…


でも待てよ


そんなふうになるには
また一からやり直しだ


どっぷり浸かり過ぎて
やっぱりもう遅すぎか


もう子供には戻れない
いや、心なら戻せるか…


う~ん


ああでもないこうでもない
あっちだこっちだ右往左往


……あ!、またハマった(笑)


そして、まわりを見渡せば
もう通勤の人たちはいない


ふと我に返ってハッとする
すっかり時を忘れている…


なるほどそうか


何かひとつに夢中になれば
こうして退屈せずに済むか


1つに没頭して我を忘れる
これは無心とまた違うのか…


待てよ


浦島太郎はどうだったのか
聞いてみたいがもういない


あれは欲に誘われて呆ける
現を抜かすことへの戒めか…


やんや、また始まった(笑)


問答はいつまでも終わらない…
リンダ、どうにも止まらない


待てよ


ずっと場を離れられないのは
はて、もしやここは竜宮城か…


やばっ!


何年も経ってたらどうしよう
早く帰って顔を鏡に映して…


でも…肝心の亀さんが来ない
いったい何やってんだろう…


よしスマホだ、来てもらう!


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そうしてるうちに、なんともう1色!


…………………………


ちなみに、童謡の浦島太郎

1番はソラで歌えるものの
あとはまったく記憶がない


なんだか興味がそそられる
ということで、調べてみた

すると、なるほど、深い!
今になって頷いてしまう!



むかしむかし浦島は
助けた亀に連れられて
龍宮城へ来て見れば
絵にもかけない美しさ

乙姫様のごちそうに
鯛やひらめの舞踊り
ただ珍しく面白く
月日のたつのも夢のうち

遊びにあきて気がついて
おいとまごいも そこそこに
帰る途中の楽しみは
みやげにもらった玉手箱

帰って見れば こはいかに
元居た家も村も無く
みちに行きあう人々は
顔も知らない者ばかり

心細さに蓋取れば
あけて悔しき玉手箱
中からぱっと白けむり
たちまち太郎はおじいさん



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2018/09/19

本音



電気といえば昔は家がよく真っ暗になった
容量が低いから越えるたびヒューズが飛ぶ


すると新しいヒューズに自分で取り替える
替えがなければ応急で荷札の針金、危ない(笑)


今ではもうそんなことは見かけなくなった
家電の普及で容量も大幅に増強されている
自分は20Aだが、だいたいは30Aが一般的か


それでもまだ昔の15Aを貫いてた強者もいて
こんなやりとりを思い出してまた見てみた


◾「高田渡 × 筑紫哲也」
https://youtu.be/WBdBxPTZYbk



やっぱり電気の話のところはおもしろい
こんなおっさんがいたことにもホッコリ…


ただ、なんだろう、それだけでもなかった
2人のやりとりに考えさせられるものが…


…………………………


立ち位置が遠くかけ離れてるように見えて
それぞれ端っこで突き詰める人というのは
ぐるり一巡り輪になって繋がるものらしい


目先の境界など越えた相手への興味と敬意
そんな心の広さとそして本音のギャンブル


ペンだったり喉だったりやり方は違っても
本音はその人が腹底から絞り出す本物の音


伝わるか見えなくても怖けずその音を出す
表現に携わる人には必要な最低条件らしい


飲んだくれ吟遊詩人と硬派ジャーナリスト
肩を組み合いながら歩くのがなぜか似合う
そしてこの2人、今はもうどっちもいない


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2018/09/18

偏屈



色褪せていく時季になぜかこの一輪だけ


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2018/09/17

秋色



いつも通る道端、すっかり忘れていた

春爛漫4月には満開だったハナミズキ

そうか、もうあれから半年が経つか…



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2018/09/13

電車



都内のJR路線、昔はみんな「国電」と呼んでいたが、もう30年以上前か国鉄が民営化されてからは、ほかの私鉄と同じで単に「電車」と呼ぶようになった。一時、JR側が「E電」にしようという時期もあったが、無理があったのだろうまったく普及せずに幻に終わった。


そのJR各線には、それぞれイメージカラーというのがあって、山手線なら緑、中央線は赤、京浜東北線なら青、そしてこの総武線は黄色。いつからかは知れないがそんなふうにきっちりと分けてくれている。


この色、誰もが知っていて遠くからでもすぐに判別できるのがいい。ホームに入ってくる電車を見て、あ、これは青だから大宮まで行けるな、これは緑だからダメだ、やめとこうというふうにずいぶん助けられている。こうしてすっかりイメージがこびりついてるから、今さらこれを変えられると困ってしまう。とりあえずずっと変えずにいてくれるから有難い。


その色部分は今はラインだけになっているが、昔は全身丸ごと塗られていた。なんだかその時のほうが今より一目瞭然でもっとハッキリ分かりやすかったし、そして箱っぽいところが何やらあどけなくて可愛らしかったような気もする。


…………………………


そしてこの色、それぞれの色に想い出があるのだが、なぜかこの総武線の黄色は特に馴染む。目にするたび落ち着くのだ。都心を通り抜けているのは他と変わらないのにホッコリゆったりとした気分になる。


初めて乗ったのは友達を訪ねて千葉県津田沼まで行った時だ。隅田川を越えて両国、亀戸、新小岩……東京の下町を眺めながらそして江戸川を越える。すると千葉県に入って少しすると畑もポツポツ。


いま思えばその時の印象が強かったのかもしれない。もう遠い昔のことだからハッキリはしないが、ギスギス都心とはまた違うそんなゆるり人間臭い穏やかな空気。それに自分の田舎が重なって懐かしさというか少し癒される感じがしたような微かにだがそんな記憶が蘇ってくる。


そうして考えてみると、この色には単に車両を判別するクールな役割というばかりでもなく、それにとどまらずそんな各沿線の街の風景も実は一緒にイメージにくっつけていて、そして知らず知らずそれにまつわる物語を人の記憶にとどめていく、そうしたどこかウェットなところもあるような気がしてくる。すると、この何気ない色がそうした何十万何百万の人たちのそれぞれの記憶も呼び覚ましたりしながら、そんなふうにして今日もまたゴトンゴトン、こうしてクールに街を駆け抜けるというどうやらそういうことになっているらしい。


電車



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2018/09/10

来光



6日の大地震、そして大停電、北海道の夜は闇に包まれた

どんな想いで過ごしてるのか、遠くから想像するしかない


7日の朝

来光


8日の朝

来光



きっとこうして夜明けが来るのをひたすら待ったのだろう

関東でこれが5時だから、北海道だとだいたい4時半頃か


…………………………


さいわい9日にはとりあえずほぼ全域で復旧できたという

まずは灯りが戻ったとの喜びがあちこちから伝わってきた


とはいえ、暫くは20%の節電を余儀なくされるとのこと

消費が供給を越えてしまえばまたブラックアウトだという

何かと大変だろうがなんとか力を合わせ乗り切ってほしい



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2018/09/07

電気



北海道が大停電になっている。6日未明の胆振東部の大地震で厚真火力発電所がダウン、それと同時に他の3ヶ所もストップ(砂川・伊達・知内)、これで全道全域がブラックアウトしてしまった。真っ暗な夜を自宅や避難所でなんとか過ごしたという。全295万戸のうち、1日経って今のところ約4割の130万戸は復旧したらしいが、残りはまだ停電したままだ。


実家にきのう電話を何度かしたが、どんなに気丈にふるまっていてもやっぱり心細そうだった。水はなんとか大丈夫らしいが、冷蔵庫もダメ、店も営業できないということでいずれ食料の心配もある。そして真っ暗な夜と余震の恐怖……


…………………………


それにしても電気が使えないことの影響は甚大だ。さまざまな問題がほぼすべて電気に関係している。道路信号、交通機関、店の営業、病院の運営、各家庭の冷蔵庫ほか家電、マンションでの水・トイレ・エレベーター、携帯充電、……すべてストップでままならないから不安はどんどん増幅するばかりだ。


とりわけ情報の不足はよけいに不安を募らせる。テレビもパソコンも使えない、スマホも充電が切れればアウトだから被災の様子も支援の情報も何がどうなってるのかまったく分からなくなる。行政やメディアがいくら呼び掛けたとしても伝わらないのだ。実家では幸い携帯ラジオがあったので、なんとかそれでずいぶん孤立感も和らいで心が落ち着いたという。電池は近所の方が予備を分けてくれたらしい。


あと、懐中電灯は必須だ。トイレに行くにも夜は真っ暗だから転倒してしまうのをなんとか防げる。そして電池さえ心配なければ、水を入れたペットボトルをうまく照らしてランタンとして使うこともできる。夜の闇のなかで、まわりを照らす範囲がちょっとでも広がれば少しはホッコリできるというものだ。ということで、きのうのうちに実家のほうにもその作り方をなんとか電話で説明することができた。


さて一夜を明かしてみてどうなっているだろう、電話を入れてみているのだが、何度かけてもこれがまったく通じない。そういえば、携帯事業者も電気がないと24時間以内にそうなると言っていた。まあ、しかたがない……と諦めていたら、ついさっき向こうから電話がかかってきた。電気が通じたという。4~5日は覚悟していたからよっぽど嬉しかったのだろう、とにかくそれを知らせたかったという。涙声であった。


…………………………


【参考】

◾北海道内の全域 約295万戸で停電
NHK ONLINE 9月6日 6時48分

北海道電力によりますと、この地震の影響で道内の全域、およそ295万戸が停電しているということです。
地震の揺れにより、道内にあるすべての火力発電所が緊急停止し、発電量と使用量のバランスが崩れたため、電気の周波数が乱れてしまったことが原因だということです。
このため、北海道電力は水力発電所を稼働して、停止した火力発電所に電力を送り、火力発電所の運転を再開したいとしていますが、復旧の時期は見通せていないということです。


◾「全域復旧までは少なくとも1週間以上」
(経産相発表 9月6日12:00)

北海道電力は苫東厚真火力発電所4号機の再稼働に取り組んでいましたが、タービン付近から出火が確認されました。1号機、2号機もボイラーが損傷。少なくとも復旧には1週間以上かかる見通しです。
この事態を受け、再稼働済の水力発電30万kwに加え、砂川火力発電25万kwを本日中に、伊達火力発電70万kw、知内火力発電70万kw等火力発電をできれば明日にも再稼働させ、さらに本州からの電力融通(最大60万kw)も加え、合計290万kw供給力を確保します。
これでも北海道の昨日のピーク需要380万kwに届かないため、全域復旧までは少なくとも1週間以上かかる見通しとなります。道民の皆様には電力復旧までの間、大変なご不便をおかけしますが、政府、北海道電力連携して重要施設への電力供給、出来るだけ早い完全復旧等に全力で取り組みます。


◾北海道内の停電 4割以上が解消
NHK ONLINE 9月7日 7時43分

大規模な停電解消に向けて復旧作業を進めている北海道電力は、これまでに運転を停止していた火力発電所などの再稼働が順次、進み、7日午前6時までに130万9000戸で電力が復旧したと発表しました。これで北海道内の停電は4割以上が解消したことになります。
6日の地震で北海道内最大の火力発電所苫東厚真火力発電所が緊急停止したほか、ほかの火力発電所も運転が止まり、道内全域の295万戸が停電しました。
その後、ほかの火力発電所や水力発電所などの再稼働を進めた結果、午前6時までに155万キロワット余りまで回復し、本州からの電力の融通も受けています。
これにより、33の市と109の町や村のそれぞれ一部、およそ130万9000戸で電力が復旧したということです。これで道内の停電は、4割以上が解消したことになります。
さらに、運転再開の準備をしている火力発電所などの分を含めると、7日の供給能力は最大で312万キロワットを確保する見通しとなりました。ただ、これでも地震の前の5日のピーク時の380万キロワットの8割にとどまっているため、北海道電力では停電が解消した世帯ではできる範囲で節電してほしいと呼びかけています。


電気



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2018/09/05

転機



やっと台風一過、ゴーゴー家が揺らぐほどのゆうべの暴風も乗り切って、さて、これでさぞスッキリ気持ちのいい朝を迎えられるかと思ったら、これがムンムン蒸し暑いばかりでスッキリ解放された感じがまったくない。


どうやら、台風とはまた別の前線の影響で明け方に大雨があったから、まずその湿り気が地面からジワジワと湧き上がってるらしい。


転機



そして空を見上げてみると、青空も覗いてはいるものの、と思えば雲があちこち駆けっこしてみたりと、いろんな空気がごちゃ混ぜになってるようで大気もえらく不安定になってるらしい。そんなこともあってなのかなんだかえらく息苦しい。そういえば早朝まであちこちで竜巻注意報が出ていた。


あともうひとつ、きょうからまたあの35℃以上の猛暑日に舞い戻るという。予報士さんたちも、気を緩めたりせずに今度はまた熱中症に気をつけろと盛んに繰り返している。なかなかそう簡単には秋にはなってくれないらしい。


転機



考えてみるとこの猛暑による熱中症騒ぎも、6月からかれこれ3ヶ月も続いていて、もう誰もがなんとかしてくれと辟易としている。何かしらをきっかけに気分を転換したがっていて、そこを台風に期待している向きがあるのだが、実際には全然そうなってくれない。20号でもダメだった、そしてこの21号でも……


なんとなくモヤモヤ気が晴れずにいるのには、各地に残した爪痕のこと復旧のことももちろんだが、こうして転機が転機にならない、どうやらそんな連続の空振り感がさらに一層気を重くさせているようだ。やれやれこの猛暑、モワモワとよけいに身体に堪えることになりそうだ。嗚呼、信州の山でもいい北海道の海でもいい、スッキリコン透き通った爽やかな秋風に吹かれてみたい……


なんてことをブツブツ言いながら歩いていたら、あ、またあのお花さん!

「台風にもマケズ、猛暑にもマケズ……」
「…………………」


転機



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2018/09/04

視角



台風21号、数時間で四国あたりに上陸するらしい


非常に強い勢力で影響は全国各地に及ぶとのこと
離れた関東でも特に豪雨や竜巻には要注意らしい


交通機関も運休を決めたりで通勤も難しいようだ
飛行機もそうで出張や旅を予定してた人は大変だ


こんな時は日常が奪われても我慢をするしかない
が、なぜかこんな時ほど自由を想い描いてしまう


スイスイ走る電車、ピューン海を越える飛行機…
そうでもしなければ心がおさまらないらしい


なんてことに、つらつらと想いを巡らしていたら
そうだ、先月機上でふと考えたことを思い出した


…………………………


函館空港を離陸、すぐ右下に函館山が姿を現す
これは正面からみて左、東側からの眺めになる


立待岬、谷地頭の街、函館公園まで見えてくる
青柳町のジャズ喫茶想苑に通った頃が懐かしい


視角



前日には墓参りでこの山の反対、西側を歩いた
西側は箱館戦争の関係なのかやたら墓地が多い


高龍寺、南部藩士墓地、外人墓地、極楽霊園…
歩いていると歴史の風を感じてこっちも好きだ


視角



山をその西側から最初に見たのは連絡船からだ
西から南へ山をぐるっと半周、津軽海峡に出る


山というのは見る方角で姿が変わるから面白い
四方八方、いろんな角度から眺めてみることで
やっと少し掴めたかなという感じになってくる


視角


…………………………


一方で、これは逆に函館へ向かう機上でのこと


南から青森市上空を通過してすぐ陸奥湾に出る
すると右下に夏泊半島がしばらく続いて見える


視角



この半島を最初見たのも青函連絡船からだった
ドラが鳴る青森桟橋を出港、デッキから眺めた


そうか、あれが世に言う下北半島なんだな……
遠近が重なるのも知らずてっきりそう思い込む


誤解は一度思い込むとそうそう簡単に消えない
2度3度……修正までにずいぶん時間がかかった


視角


…………………………


上から俯瞰すれば、あらま!一目瞭然のものも
それが平面だと全体の関係までは見えてこない


2次元→3次元、修正できたのは飛行機のおかげ


いろんな視角、四方八方にさらに上下も加わる
今ではマッピングも 3Dが当たり前になってきた


どうやらやはり物事を少しでも正しく掴むには
視点はなるべく多めに持ったほうがいいらしい


翻って世の中あれこれ次から次とめまぐるしい

はたして普段からそんな見方ができているか……
忙しいからと一方だけに引きずられてないか……


…………………………


ハッ!あぶないあぶない、また固まってしまった
現を抜かしてあまりに集中しすぎたか、我に返る


いまは喫茶店、窓の外を見ると風雨が強まってる
知らぬまに一方だけに引きずられてたらしい(笑)


そしてスマホで雨雲レーダ、それこそ別の視点も…
すると南の海から猛烈な雨雲がぐんぐん迫ってる


やば!こんなことしてる場合じゃない、帰ろう…



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2018/09/02

強靭



このところゲリラ豪雨が続いている
それがほんと突然の来襲だから驚く


そして、ピカピカッ、ゴロゴロッ!
雷もひっきりなしで慣れてしまった


そんななか、健気にこんなのが……


こんな小っちゃくてか弱そうなのに
どんな雨にも風にも、雷にも負けず


「そういう花にわたしはなりたい」


と言ったかどうかは知らないが(笑)
しっかり生き続けているからスゴい


強靭さは見かけによらぬものらしい
ほんとたいしたものだ……見習わねば


強靭

強靭



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