2018/11/14

晩秋



お、あれは蜜柑か!?…近づいてみる


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と思ったら、いや違った柿だった


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こっちは少ない、鳥の仕業らしい
よたよた飛んでるからメタボか…


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こっちはどうやら熟れすぎらしい
鳥も贅沢なもんだ、手を出さない


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それにしてもここはずいぶん広い
いったい何本あるんだろう壮観だ


広い土地にデンと居を構えるのは
きまって何代も続く古くからの家


川辺にはこうした屋敷がまだ多い
開発圧力に流されず踏ん張ってる


…………………………


そういえば教科書にも書かれてた

まず水のあるところに人は集まる
定住の始まりはこんな場所だった


関東平野に西から人が入ったのは
古墳時代の前後だと言われている


農耕文化をもつ人たちだったから
やっぱりまずは川辺に落ち着いた

山を中心とした土着の縄文人とも
さまざま折り合いをつけたらしい


この家ももしかしたらその頃から
そんなふうに暮らしてきたのか…


それに、この柿もいつからだろう
昔の子供達もとって食べたのか…


眺めてるとそんな想像が膨らんで
どんどんワープできるから面白い


…………………………


さて、柿もそろそろ終わりらしい
秋もいよいよ深まってきたようだ

それにしても、こののどかな風景
これで東京から20分 駅から5分だ


東京の都心に住んだこともあるが
いまこの環境に身を置いてみると

季節の移ろいを共にできることが
何よりの贅沢という気がしてくる


若い頃はそんなこと思わなかった
執着ばかりでその余裕がなかった

結果、何を持てたわけでもないが
今は力まないぶんまわりが見える


このまま身を任せられればいいが
少しはいい感じになってきたか…


あ!熟れた柿がボタッと落ちた…
あ!そこに野良猫が寄ってきて…


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2018/11/12

乾燥



うららかな日曜の昼下がり、カラッとした青空のもとこれが最後の散歩日和だろうと外に出ることにした。


街を抜けて田園風景のなかを2時間ほど歩きまわる。建物がないから空が広くて気持ちがいい。気温も20℃をこえてポカポカだ。川辺に出て堤防を歩くと、ピクニックの親子連れやらジョギングのお年寄りやらがやっぱり羽根を伸ばしている。


少し疲れたので岸辺に寝転びながらひと休み。川面がキラキラ反射して綺麗だ。そんなのを眺めながら子供たちのキャッキャッと遊び戯れる声を聞くうち、そのあまりの穏やかさに誘われてなんだか眠くなってきた。なんだか春みたいだなあ、うとうと……


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と思ったその時だ。街のほうからけたたましく消防車のサイレンが鳴り響いた。少し眠ってたのか半生の意識のままガバッと上半身を起こす。すると今度はスマホが鳴った。メールだ。そんな時はすぐに市からメールが入る。場所を知らせて注意喚起してくれるのだ。有難い。


…………………………


このまま眠って夕暮れにでもなったら風邪をひいてしまいそうなので、堤防づたいに駅方向へとまた歩く。途中、図書館に寄ってみると併設の文化センターに大勢のお年寄りが集まっている。何かと思ったら介護フェアと銘打ったイベントだった。覗いてみると各フロアで社協や町内会などがいろんな参加型の出し物をやって賑わっている。血管年齢測定をしてくれるというので、先輩の皆さんたちに紛れ込んで測ってもらったら年齢通りの判定、喜ぶでも悲しむでもなく、なんだか中途半端な気分になっただけで終了。


そのあと駅前に辿り着いて一服。するとまたメール。例の火災が鎮火したという。市の対応は細やかでいい。あらためて場所をスマホで調べてみると意外と近い。帰りがけ立ち寄ってみることに。


…………………………


現場に着いてみると、もう煙や臭いはなかったが消防士が残って現場検証をしている。建物は残っていたが2階の内部が焼けて屋根の瓦も一部落ちている。長屋タイプの店舗兼用住宅だ。


場所は幹線道路から一歩奥に入った密集住宅地。そのなかで、4mほどの道路に、食堂、パーマ屋さん、骨董屋さん、昼からやってるカラオケスナックなど10軒ほどの建物が並ぶ典型的な古くからの町内の拠点らしい。こういう場所は昭和の匂いが色濃く残って懐かしいことこのうえないのだが、防災面からみればどうしても危ない。


ただ、路地裏の狭い道路だが別の方角からなんとか消防車は入ることができたらしい。そんなわけで初動も早かったのだろう延焼は免れていた。そして、風がなかったのとすぐ隣りが学校のグラウンドだったのも幸いしたようだ。


この日もそうだったが、これからは冬に向けてますます乾燥した日が続く。すると統計的にもこうした火災が圧倒的に多くなるという。帰りがけ、被災された方が茫然としゃがみこんでいるのが見えた。その姿になんとかまた再建できればいいなと思った。そしてこうして現場を目の当たりにしたことで、これは他人事でもなくあらためて気を引き締めなければとも思った。百聞は一見に如かず。


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2018/11/11

防衛



前回、モスのカードやポイントのことを書いたが、あれ?そういえば前にも同じことを書いたような……ということで記憶を辿ってみたら、もう1年以上前になるがこんなことを書き留めていて、そのままになっているのを見つけた。ちょうどいいのでアップしておこうと思う。


ちなみに今ではさらに進んで、決済もクレジットカードと連携してどんどんキャッシュレスに向かっている。若い人たちはもう、カードからアプリへ、現金からweb決済へというふうに「モノ」を持たないスタイルがあっというまに定着することになっている。硬貨が世の中から消えてしまうのも時間の問題かもしれない。これだけでも驚きだが、それでもまだまだ中国や韓国には全然遅れているというのだから、ほんと世の動きは凄まじいものがある。リアル世代にはこのバーチャルな流れについていくのはほんと大変だ(笑)


ということで、以下、その1年前に書いたもの。


…………………………


きょうは防衛問題を書いてみようと思う。とはいっても国の防衛のほうではなくて庶民の生活防衛のほう。


この1~2年で、巷ではカードを使ったポイントサービス合戦がどんどんエスカレートしてスゴいことになっている。目立つのは楽天カードとdカードの争い、これがとにかく凄まじい。先行していたはずのTカードやPontaカードもすっかり追いまくられる勢いだ。


これらがやろうとしてるのは、それぞれ傘下に入る企業をどんどん増やしていって一団のグループをつくりあげそのトップに立つ、そのうえで同じように野望を持った敵の大将をやっつけて最後は天下をとる、おそらくそういうことなのだろうが、はて、これはもうあの16世紀の戦国時代と何も変わりないのが分かってくる。


…………………………


一方で、こうした汎用カードだけでなく、今では単独のチャージカードも気づけばすっかり広まっている。これも最初はせいぜいPASMOなどの交通系、そしてスーパー量販店系だけかと思ってたら、あっというまに飲食系でも始まってその後次々と現れ出した。自分もDOUTORカードに続いてミスドカードもつくってしまった。なぜかといえば店頭に「きょうまで期間限定サービス!」の貼り紙を見つけたからだ(笑)


そのカードをつくっただけで珈琲とドーナツのセットが250円。カードがなければ320円なのだからなんと2割引きということになる。この差はバカにできない。とはいっても、そういえばコンビニでは似たようなものをこれは200円でやり出しているのだから、そう考えると、そうか、その仕掛けてきた朝メシ戦争への応戦なのだなということが分かってくる。業態をこえての仁義なき戦い、これもほんと凄まじいものがある。


そしてこのクーポン割引、あれよあれよというまに今ではカードを持たずともアプリを使いさえすれば各種割引サービスを受けられるようになっているのだから、その変化たるや目まぐるしい。


もうひとつこのカード戦争、クーポン割引だけでなくポイントサービス合戦も凄まじい。買い物のたびに知らず知らずポイントが貯まっていくが、日によって商品によって10倍20倍サービスなんてのも当たり前になっている。スーパーなんかでもそんな日になるとごった返しているから庶民は真剣だ。さらには、毎月毎月支払う家賃の0.2%分をポイントにしてくれるサービスまで現れ出した。これは元金が大きいから年間にすれば結構な額になる。定期預金の金利の20倍にもなるのだからやめられない。そしてなんと今ではその銀行ですらもう黙ってはいられないと、国の政策で低金利を変えられない代わりに別途独自のポイントサービス合戦をやり出した。


…………………………


それにしても、カネに糸目をつける必要のない肩で風切るような一部のリッチ層ならまだしも、やっぱり市井にひっそり埋もれながら暮らす大半の我々庶民としては、こうした競争というのは、これがあまりに凄まじくなり過ぎてしまうといずれ独占になってこれまたちょっと心配にもなるのだが、それでも当面やっぱり助かるのだから背に腹は変えられない。ここはチマチマとであってもやはり賢く生きねばならぬ。


そしてこれがシミッたれっぽいと言って恥ずかしがるような人は今ではよほどでなければいない。ちょっと前までなら、クーポンやポイントといえばカネのない若者たちだけだったものも、今では立派な大人でも誰彼なくそうやって自己防衛に励んでいる。そりゃそうだ、まわりには年金生活者であれ働き盛りの共稼ぎ夫婦であれ、年収2~300万でなんとかやりくりしてる人がゴマンといる。


なんだか子供のときに習った懐かしい教えを思い出す……「塵も積もれば山となる」。そういえば当時は木造校舎で、教室の窓の外にはあの二宮金次郎の銅像がすっくと立っていた。そんな特に戦後の大変な時に叫ばれた標語なのだろうが、高度成長の波に乗るうちにすっかり忘れ去られてしまった。それが今になってまた復活しているのだからそれぞれの時代の浮沈というものを感じずにはいられない。


最後、繰り返しになるがこのポイント合戦&クーポン合戦、一方でいくら「デフレ脱却」と旗を振られようが言葉が飛び交おうが、庶民としてはやむを得ない生活防衛策、とりあえずこのままもっとサービスがアップしていってくれればまだ少しは暮らしがラクになるというもの。さあ、与党も野党も雲の上で足の引っ張りあいばっかりして税金で遊んでるリッチな政治家のみなさんよ、ほんのささやかな願いなんですがね、このチマチマ生活防衛戦を知ってますか?そんなことしなくてもいいようにこれをなんとかできますか?……いや、知るはずないか……


…………………………


とまあ、以上が去年の夏に書き留めてたことだ。政治のことは書かないことに決めているのだが、ずいぶん怒ってるようだ(笑)もしかするとその頃はさまざま選挙があったりで、そのありようにあまりに辟易として堪らず掟を破ってしまったのかもしれない。


ポイントを巡る世の動きについて最後に「政治家のみなさん、知るはずないか…」と書いているが、最近の動きをみると、いやいやどっこい知ってはいたらしい。とはいっても政治家というよりは官僚たちだろうが、何を思ったか、来年秋の消費税増税の軽減策として突如「ポイントプレゼント」を言い出した。


一見、庶民に寄り添っているようだが、所詮は10%に慣れて落ち着くまでの期間限定、その間にみんなにクレジットカードを持たせちまおうという魂胆だろうから、結局はこれも当面のまやかしに過ぎないのは明白だ。そもそも経済のありようにここまで政治が入り込むというのはどこかの専制社会主義国と大して変わらないから、こうなるともう驚くしかない。


企業と庶民とが双方お互い身を切る思いでやりとりして培ってきた神聖な(笑)ポイント、それをこうしてへっちゃらで目先の政治の道具にしようとするのだからそのあざとさといったらもう目を覆うばかりで、こうなると国民と政治との乖離は行き着くところまで行って、修復するとしてもおそらくは何百年もかかってしまうのだろう。嗚呼、ついに政治の話になってしまった(笑)……いやいや、がっかりするのは期待するからで、もう頼らずに頑張りましょう。


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2018/11/10

競争



ものを考えたり書いたりするにも、なぜか人の気配がないと落ち着かない。さもなくばラジオを流す。これは家を離れて下宿を始めた高校時代からだ。


まわりが広すぎたり静かすぎたりだと自分がどこにいるのか見えなくなる。近くにがやがや人がいることでやっと少し位置を確かめられるらしいのだ。


どうしてそうなったか分からないが、これはもうずっとそうで変わらない。あるとすれば子供のころ親戚や近所の人たちと茶の間で肩寄せ合っていた。そんなせいで関係というものから離れられなくなっているのかもしれない。


ただ自分はそうでも、逆に独りきりにならないと書けないという人もいる。人の集中というのは各人各様、何がいいかほんと様々で分からないものだ。



ということで、書く時は近所の珈琲処へ出向いてということになっている。すると、いろんな人が出入りして合い間に発見もあったりで筆が進むのだ。


今のところ幸いそんな場所が近所に7~8箇所あるので日替わりで通えている。とはいえ、さすが同じところばかりだとやっぱり飽きがきて新味がなくなる。


…………………………


そんなわけで久々にモスバーガー、隣り駅に2つあるその1つに入ってみた。マンションの1階にあって客層も学生からお年寄りまで幅広く賑わっている。


近所の駅前にも1つあったが閉店、それ以来だからもうかれこれ4年ぶりか…。それにしてもこの業界、出店やら閉店やら競争が激しく止どまることがない。



ちなみに、モスとの付き合いは札幌1号店が本郷通に出た時でもう40年近い。店主が知り合いで、マックとは違うんだよとそういえば意気込んでたなぁ…。その後も、四番街、北大前、南1条、…映画やライブのあと一服したなぁ…


なんてことを思い出しながら、チケットを買って頼んだのは珈琲だけ(笑)


…………………………


珈琲一杯だけなのにわざわざトレイに乗せてくれた。なんだか申し訳ない。で、以前より旨い。コンビニの参入で珈琲競争は熾烈だからそのおかげか。


しかも珈琲の量が以前の倍もある!これで3時間は粘れるぞ、申し訳ない。すると、今度はそのトレイの右下に文字が書いてある。なんだこれは?……


写真を撮って試せという。くだらないと思いつつも素直だから撮ってみる。と、紙の上のモッさん(というらしい)が浮き上がってきた!なんだこれは?


いったいどんな原理なんだ!?……暫し腕組みをして考えてみるが分からない。まあいいか、タダで常識を揺さぶってくれたのだから、これも申し訳ない。


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…………………………


僅か 180円の珈琲でなんだかんだ豊かな時間(笑)を過ごせたのだから有難い。

あんまり申し訳ないのでモスカードをもらって会員登録、チャージをする。と、今度はそれで4%のポイントがついた!銀行金利の400倍だ、いやあ、これまた申し訳ない。


といいながら財布はそんなカードだらけ、スマホもそんなアプリだらけだ。そうだ、こうした激烈な競争のおかげでずいぶん救われてるんだったこの懐。

よし、もっと競争しろよ!もっと頑張ってよ!………いや、ほんと申し訳ない。


待てよ、これもあんまり行き過ぎてもまたよくない。ますますデフレが進む。それどころかマルクス曰く、競争が進めばいずれ国家独占資本主義となって(笑)そうだ、競争も程々にしなければ危ない、ここはやはり三方よしでなければ。

よし、珈琲だけでなくどんどん食べてねみんな!………いや、これも申し訳ない。


といいながら結局、なんだかんだ単価安&長時間の客を続けていくのだった。店側からすればこんな有難くない客はいないだろうが背に腹は変えられない。

あと自分にできることといったら……そうだ、よし!せめてこの写真を……


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2018/11/08

蜜柑



数日、ずっと雨混じりだったが
やっとこさ青空がのぞいてきた


あの暑いジメジメ夏が終わると
今度はカラカラ冬がやってくる


きのうは暦の上では立冬だった
確かに空気が少し乾燥してきた


北海道では防寒だったマスクも
こちらではもっぱら乾燥対策だ


ひんやりするがこの乾いた空気
おかげで街も山もすべてが鮮明


人も同じであのダラダラ夏から
一転してキリッと背筋が伸びる


夏はどんより、冬はすっきり…
この辺は北国とはまったく逆だ


…………………………


そんななかで見つけた実りの秋
いま伊豆半島で収穫期だという


ラジオで聞いてただけだったが
それが道すがらにあると嬉しい


こちらでは当たり前の景色でも
北国育ちだと嬉々としてしまう


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それはともかくこのミカンたち
素っ裸で寒くはないんだろうか


いや、これも北国の感覚らしい
どっこい瑞々しくて勢いがある


そしてくっきり青、緑、黄……
この明るく際立つコントラスト


冬へと塞ぎ込みがちなところを
ほれと言って元気にしてくれる


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2018/11/06

誘導



あの相手に独り立ち向かう
なんだろう指揮者みたいだ


それでいて目立ちはしない
観客は自分ひとりっきりだ


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いろんな仕事があるんだな


黒子はやっぱりカッコいい
黙々と裏方の務めを果たす


機長ばかり人気があっても
こういう人もいないと困る


好きだな、やってみたいな
いやいや、そりゃ無理だ(笑)


やっぱりここは子供たちだ
次の時代を担うのは彼らだ


目先のカッコに捕らわれず
彼らに頑張ってもらわねば


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……なんてことを思いながら
時間を忘れ見入っていたら


「お客様、搭乗の時間です」


ありゃ、これはすんません!
余計な心配をさせてしまった


そうか、この人も裏方かぁ…
いや、感心してる場合でない


誘導されるまま搭乗口へ走る
なんだ!?あの飛行機みたいだ


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(※白いのはボカシでなくシャッターミスでした)



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2018/11/04

足音



道南の紅葉、例年と様子が違っていた

どうやら台風の塩害でやられたらしい


それでも文句ひとつ言わずそこに立つ

そのうちすぐ初雪、来年はどうだろう


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そして離陸、眺めるうち夜景が現れた

空気がキリッと澄んでくっきり綺麗だ


この窓に収まる範囲に30万人が暮らす

ここもじき真っ白に包まれるのだろう


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2018/11/03

生業



故郷には海も山もあって
親戚に漁師も農家もいた


街なかからは遠かったが
歩いてよく遊びに行った

思えばふらふら放浪癖は
この頃から始まっていた


船に一緒に乗せてもらう
畑で一緒に土いじりする

魚の押さえ方を教わった
大根の抜き方を教わった


もう遥かむかしのことだ


…………………………


今はどうなってるだろう


道を思い出しながら歩く
街は変わって面影はない

あちこち空き地も増えて
住宅もみな新しくなった


景色というのは不思議で
こうなると見知らぬ街だ

なんだかなぁと思いつつ
そのうちそこへ辿り着く


おそるおそる覗いてみる
すると……おお、同じだ!


変わらない風景が現れた


…………………………


まだそうだったかと驚く
なぜだか打ちのめされる


世の中が変わったからか
自分が遠ざかっただけか


風に乗って海の匂い

雨が降って土の匂い

家があって人の匂い


こんな頭でっかちになっても
なぜか匂いだけは憶えている


ここにあるのは確かな風景
忘れかけてた身体の暮らし


この匂いに溶け込むとすれば
それは一体どんな音色だろう



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2018/11/02

珈琲



函館珈琲めぐり



【ひし伊(宝来町)】


質屋の蔵だったとのこと
そうか、うちも質屋だった(笑)

どっしり古く重厚な建築
1階は椅子、2階はくつろぎの畳

高田屋嘉兵衛、市電、函館山…
静かにclassic、落ち着く


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【○○○(弥生町)】


こちらは肩肘張らない隠れ家

人知れずゆるく営業ゆえ
店名は乗せない約束(笑)

高島屋珈琲のドミニカを試す
酸味のキレと奥に残るコク、旨い

弥生小学校、親子連れの弥生坂…
静かにjazz、落ち着く


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2018/11/01

夢幻



どこからか暗雲がやって来て
ビュンと突風、バシバシと雨


かと思えば、あっけらかんと
見違えるほどのスッキリ青空


くるくる変わる不安定な大気



するとそれをなだめるように
海の向こうにうっすらと虹…


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みるみるくっきりと姿を現す


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おお!美しすぎる!うっとり
こんなパーフェクトは久々だ


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………が、それもほんの束の間
瞬く間に消えていなくなった



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